本能のまま、はじめてを2つも・・・

あの後疲れて眠り込んでしまい

トイレで目が覚める

私の腕枕で寝てる有紗を起こさない様に

頭を少し持ち上げながら腕をゆっくり引き抜き

トイレに行こうと思ってはいるのだけど

朝立ちのバカヤロー　

仕方ないので、腰にバスタオルを巻いて　お湯を沸かしながら、歯磨き

やっとトイレに行ける

レギュラータイプのインスタント珈琲をカップに引っ掛け

少しお湯を入れ２０秒　

後は、カップにあわせてお湯を注ぎ　上の紙製のドリッパーを取り

ほんの少し砂糖を入れ、しぶみを押さえる

2杯の珈琲を入れていると

「いい匂いがする」

「珈琲　入ったよ」

「うん」

ゆっくり起き上がり、トイレに行く有紗

何もつけずに歩く姿、運動で鍛えられて、引き締まった足と腰

特にお尻のまるみはすばらしい

トイレをでると浴室に、バスローブを着てソファーにやってきた

珈琲をテーブルにおき　二人で飲みはじめる


ふいに有紗が私に寄りかかる

そっと、キスをした

「私のはじめてを　2つともうばったでしょ」

小悪魔の笑いをみせながら・・・

「有紗がきれいで、がまん出来なくて、つい」

「気持ち良かったから、許してあげる」

顔が明るくなり笑いながら許してくれた

有紗がバックから取り出した茶封筒　中から紙を取り出す

「それは？」

「きのう行った　エステの予定表」

2枚あり、1枚は　100円の脱毛サロン

もう1枚が、あの医療エステの予定表

「あの医療エステ、毎週金曜日の同じ時間に予約が3ヶ月入ってる」

「金曜は、クラブの方が忙しいから、空きが有るんじゃないかな？」

「あそこ、すごくいいのは解る気がする、だって、肌がツルツルになって　いつもより白いと言うか、透けてるにたいな白さになってる、気にしてたシミが薄くなってるし・・・」

どう変わったか、見せながら説明してくれた、

息子が、頭を持ち上げ始めそうになるくらい


「でもね、あそこに行ったら、私、一人では帰れないから、敏さんお願いしますね」

「解ったよ、有紗と一緒に行く事にするね」

「お願い、します、気になってたシミが消えるかもしれないからお願い」

そういって、太ももの内側を見せる、

何もはいて無いから、目のやり場に困っていると

「顔が赤くなってるよ～」

「やっぱり、ちょっとね」

「全部みて触ってるのに、もう～～～エッチなんだから」


そういって笑いながら話す、

「ねえ、お腹すいた、昨日の夜は何も食べて無いからペコペコだよ～」

「何が食べたい？」

「お肉が食べたい～サラダも～～～」

「じゃ～行こうか」

ステーキハウスで食事をして　

夕方までドライブでもと言いかけた時

「しまった、レポートの宿題が有るの忘れてた、今晩徹夜かもしれないよ～」

「じゃ～寮まで送るよ」

「ごめんなさい、よろしくです、それと、1時間毎にメールするからね」

「え、なぜ？」

「他の女の人と合っちゃだめだからね」

「解ったよ、でも寝ちゃってメール出来なかったらごめんね」

「うん、その時は電話をかけるから大丈夫！」

「わっちゃ～　了解です」


そうして、有紗を寮に送り

スーパーで、食材を買い込みマンションに戻る

その日は、夜の12時まで定時連絡が行われ

最後のメールの返信を送ってベットに入り眠りかけた直後

ドアのチャイムで、目がさめた


こんな夜中に誰だろう？

インターホンに映る有紗

あわててドアを開け中に入ってもらう

「さみしいから来ちゃった」

「寒いだろ、何か飲む？」

「それより、何か食べ物無い？」

カップめんが大量に入った、スーパーの袋を渡す

彼女が選んでいる間に　ティファールでお湯を沸かす


選んだカップ麺を美味しそうに食べる

私もつられて、一つ作って食べ始めた


有紗は、食べ終わると、

「ベットはこっち？」と聞いて

食べながらうなずくと　ベットの部屋に

食べ終わり、

ベットの部屋に行くと

服が椅子にかけてあり

Tシャツとショーツだけで、ベットに倒れ込んでる

「かぜ引くよ」声をかけたが、

寝息を立てて　ねむっている

真っすぐに寝かせ

布団をかけながら

私も横になり、眠ろうとしてると

抱き付かれ、腕枕をさせられ

「おやすみ」

小さく、つぶやいた


お休み、疲れたんだね

私も、眠りについた









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