久しぶりに一人になった [女子大生]
お墓参りに、数日前に有紗が田舎に帰ると言うので、
家政婦の給料とバイト代を持たせて、交通費の領収書を持ってくれば出してあげると伝え
送り出した。
これで、休みの間は、またコンビニ弁当のお世話になっています。
たまに、マックのデリバリーや、ピザなんかも楽しんでる。
久しぶりに、ハッピーメールにログインすると、
「いいね」とか、メッセージが大量に来ていた。
ま~コロナさんの影響で、パパ活が増えてるのかな?
やたらと、女子大生が目に付きます。
アルバイトとかが減ってるのが原因だろうね
プロフィールを見に行くと、
明らかに、素人と言うか、生活に困ってる学生さんが多い
色々とチェックしてみるんだけど
掲示板の書き込みとかも頑張ってる女性も多いね
そんな女性の中から、食事だけに絞ると
数名の女性が候補に上がる
彼女たちの、今までのコメントとか読めるので、
比較的、あとくされの無い子を選んで
後は、食事に誘ってみて、お会いして判断かな?
1人目は、ログイン中だったので、メッセージに返信して
「食事でもいかがですか?」とだけ送ってみた
「ファミレスでもなんでも良いのでお願いします。」
この女性は、毎日、誰かに食事をごちそうになってる女性みたい
でも、一人に絞っていない所を見ると、ほんとに食事だけみたいですね。
彼女に待ち合わせ場所を決めてもらうと、少し離れた駅の入り口を指定してきた、
タクシーで、その駅に向かう
目印の赤い帽子に白いワンピース姿の女性が駅の入り口に立っていた
約束の時間まで少しあったので、遠目に見ていると
男性に声をかけられているのが見えた
ナンパをあしらうのに困っているみたいだったので
「ごめん、待った?」と声をかけた
「いえ、少し早くついてしまったみたいで」
私を見るなり、ナンパ男は、どこかに消えた・・・
見るからにどこかのお嬢様と言われても疑わない顔立ち
雰囲気で、気が強いと思った・・・
「何か食べたいモノが有りますか?」
「なんでもいいですよ、ごちそうになる立場だからお任せします」
「じゃ~昨日の夕食は何でした?」
「昨日は、ファミレスで、ハンバーグでした」
「じゃ~私のおすすめのお店に行きましょう」
そう言って、待たせてあったタクシーに乗り込み
焼肉屋さんに移動
各テーブルが壁で仕切られていて、テーブルの真ん中に七輪が置かれ
すぐ上に、煙の吸気口が有る焼肉やさん
彼女と向かい合わせで座る
店員に、
「いつもの3人前たのむ」と伝える
「解りました、オーナーに伝えます」
彼女の目が丸くなるのが解った
彼女に聞いてみた
「学生さんでしょ?」
「ハイ、〇〇大学です」
「じゃ~お医者さんになるのかな?何年生?」
「今、三年です、がんばって続けたいのですが、生活費が稼げなくて困ってます」
そんな会話をいきなりされたら、男性なら、「ヤバい」と思うよな
バイトしてた、居酒屋がつぶれ、色々探したけど、思うバイトが見つからないらしい
それで、おじさんをターゲットにして、食事に・・・・
そうしてると、タンが運ばれてきた
「さ~食べましょ~」
「ハイ」
ハシの持ち方
上品な食べ方
ゆうがなしぐさ
育ちが良い事が良く解る
こちらの質問にもハキハキと答える
レストランの方が良かったかな?と思える女性
お腹もいっぱいになってきた
「シメにアイスでもどうですか?」
「え、焼肉やさんでアイスが有るんですか?」
テーブルのスイッチを押して店員を呼ぶ
「チョコレートパフェを2つ」
また、彼女の目が丸くなった
運ばれて来たチョコレートパフェを食べながら
「お腹いっぱいだけど、別腹が動き出したでしょ?」
「はい、食べれちゃうのが怖いです」
楽しい食事が終る
段々と、彼女のトーンが下がるのが解る
何か言いたいけど言えない感じが伝わって来た
「明日も、会えるかな?」
「ハイ、大丈夫です、」
彼女の顔が明かるくなった
タクシーを呼んで
彼女と待ち合わせた駅に向かい
すぐ近くのマンションに降ろす
「では、また明日、連絡しますね」
「ああ、待ってる」
ま~楽しい食事だった
ただ、思う所は有る
明日、連絡が来るかは不明だよね
まだ、彼女の名前も聞いていないから・・・
連絡先の交換もまだ・・・
ハッピーメールにメッセージが来るのを待つだけ
後は、彼女の気持ちしだいだよね、
メッセージが来ればラッキー
こなければ、次の女性を食事をするだけだから・・・
もしメッセージが来たら、
もう一度、食事に誘うだけ
後は、彼女が伝えたかった事を、私に話すかどうかだよね
ま~色々考えるのは、明日しだいかな?
でも、きれいな女性だったな~
ワンピースがあんなに似合う女性はそうはいないと思う
さ~て、ふろに入って寝ますか~
タグ:独身女性
コメント 0