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ホテルの部屋に入ると・・・ [独身女性]

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彼女と合うのは2回目

食事のあと、彼女の誘いでなぜかホテルに向かう事に

予約まで入れていたサナ

私も知っている有名なラブホテル

表向きは、普通のビルなんだけど

ショッピングモールの上に、会員制のホテルが有る

かなりマニアックな、SM愛好者が好む場所・・・


彼女に諭されるまま部屋に入ると

彼女がいきなり服を脱ぎ始めた

服の下には、自分で縛ったのであろう

縄が、締めあげていた

2.jfif

彼女は私の前にひざまづく

正座をして、額を床につけ

両手をついた

彼女から出た言葉・・・




「どうか、私のご主人様になっていただけないでしょうか?お願いいたします」


予想はしていたが、ご主人様と言うのには驚いた

(ご主人様)になると言う事は、

その女性を奴隷にするという事


奴隷は、どんな事が有ろうと主人が養わなくてはいけないと言う事

住む場所、毎月の生活費

体も心も主人に捧げますと言って、奴隷になるのだから


まだ、2回しか会っていない彼女

たのまれても、養う気持ちが生まれない・・・


「いきなりは、あなたの主人にはなれないですよね」

「いきなりすいません、でもあなたが・・・」


何か言おうとして、言葉を飲み込む彼女


「今日は、もう気分が乗らないので帰りますね」

そう言って、部屋から出る事にした

心の何かが響いてきたなら、彼女の誘いに乗ったかもしれない


普通の男性なら、間違いなく、彼女とお楽しみを始めるだろう

ただ私の場合

誰でもいいと言うのは、違うと思っているので、

今日は、いやな気分で、宿泊先のホテルに戻る事にした。



帰りのタクシーの中で、「有紗は元気にしてるかな・・・」

ふと、そんな事を思った・・・









宿泊先のホテルに着いて、受付カウンターに向かう

「お帰りなさいお客様」

そう言って、部屋のキーカードを渡される

「ただいま」と言いながらカードを受け取る

後ろから誰かが近づく気配

お客が来たのかと思い、直ぐにエレベーターに向かおうとした時

「敏さんみ~つけた」

そう言いながら、うでにしがみつく女性

この声は・・・

「おそい~。ずっと待ってたんだからね」

いたづらな笑顔を見せる彼女

「有紗、なんでここに」

「寂しいから来ちゃった~」

「学校は?」

「明日から連休だよ~」

「どうやってここが解ったの?」

「だって敏さん、ここに泊まるんだ~ってホテルのパンフレットおいてったでしょ~」

「そうだったね・・・」

「敏さん、おなかすいた~」

「はいはい、何が食べたい?」

「お肉が食べたい~」

「じゃ~ホテルのレストランに行きますか?」

「賛成~~~」


彼女の美味しそうに食べる姿を見ながら

ゆっくりと珈琲を飲む


なぜだろう、自然に顔がほころぶ

じっと見つめると

「はずかしいから、見つめちゃいや~」

と怒られる


久しぶりに会う彼女

あらためて、かわいいと思った

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タグ:独身女性
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