女子大生の彼女の悩み2 [女子大生]
外出するのもちょっとめんどうに思い、フロントに電話をすると、ちゃんこ鍋の出前が有るとのことなので、たのんで持って来てもらう事にした。
30分後、出前が届いた、
お店で食べるよりはちょっと雰囲気は出ないけど、
部屋で食べるなら安心だよね。
そんな話をしながら、温まって来た鍋のふたを取り
2人で食べ始める、
「塩ちゃんこで良かったの?」
「あっさりしてるから、良いと思ったんだよ」
「あ、コラーゲンのかたまりが付いてる~」
「それは有紗にあげるよ」
ニコニコしながら笑う彼女
やはり女性には人気なんだよね
1人では絶対にたのまない出前だよね
それに、やはり美味しそうに、楽しく食べる有紗との食事
なんだか、心が温かくなるように思った
本当に美味しそうに食べる彼女
第一弾が終了したので、追加の具材を放り込み
煮えるのを待つことに
その間、有紗が大学が、遠隔授業を中止した事や
通学が怖い話とか、色々な不安を語る
その時テレビでコロナの事が報道された・・・
有紗がたづねてきた
「コロナはいつになったら収まるのかな?」
「インフルエンザが無くならないのと同じ様にコロナもたぶん無くならないと思う」
「そんな~」
「実際日本では、インフルエンザや、その合併症で、毎年1万人近くが無くなっている事を考えると、コロナウイルスで死亡された方は、今現在、今年になって、2,581人だから、ちょっと考えさせられると思わない?、インフルエンザでも、国の補助が受けられる様にならないとあわないと思うよね」
「そんな事まで考えた事は無かったよ」
「ただやっかいなのが、コロナウイルスは、純度70%のアルコールでは死なない事が一番厄介だよね」
「え、手の消毒で効果が無いの?」
「病院などで使われる純度の高いアルコールなら効果は有るけど、そんなアルコールで手を何度も消毒してたら、手がボロボロになるから、普通のお店では使っていないよね」
「そうなんだ~」
「それに、豪華客船でコロナが出た時、国の機関の方たちが中に乗り込んで治療とかしてたんだけど、づっとマスクを着用してたのに、感染した方が過半数だったことを考えると、空気感染はマスクでは防げないって事になるよね」
「なんだか怖くなってきた・・・」
「日本も海外と同じ様に、もっと深刻に考えないといけないと思うのに、旅費が安くなるとか、ウイルスをまき散らす対策してるのが、おかしいと思う、あくまでも私の意見だけどね、」
「やだやだ・・・」
「それに、高齢者の死亡率が高い事を逆手に取っ手の国の対策だったら・・・」
「え、」
「そんな事も考えてしまう自分が悲しいよ、」
「そんな事は無いと思うけど・・・」
「煮えて来たから食べよう、考えると悲しくなるから、もうやめにしようこの話はね」
「私も聞いた事だけど、今払ってる年金は、1人で年金所得者7人を養ってるって・・・」
「正解だよ、せっかく貯めてた年金を、何億もかけてホテルを作り、今は廃墟になってたりするから、そんな事になるんだよ、もうこんな話はやめよう・・・」
なんだか、どんよりとした重い空気に包まれてしまった
そう言えば、アメリカも昔は年金が有ったのに、廃止になったんだよね
日本もそうなるんだろうな~と思うこの頃です・・・
有紗がテレビのチャンネルをニュースから、お笑いに変えたので、いっきに楽しい空気に変わった
ちゃんこを食べて、締めにうどんを投入
もう食べきれないほどの量に膨れ上がり
明日の朝食は、たぶん煮込みうどんは確実になった・・・
「すごい汗だから、先に有紗がシャワーあびて来たら?」
「うん、そうさせてもらうね」
そう言うと、シャワーに向かう有紗
睡眠が取れてなかったみたいだよね
でも、少し眠ったから顔色が良くなったのが解る
ストレスを抱えてるのもどうにか出来たらいいのに
しばらくすると、頭にタオルを巻いて、バスローブで出て来た彼女
「お先です、今なら、シャワー室が暖かくなってますよ~」
「ありがとう~」
そういってあわててシャワーを浴びに行く
しばらくして、シャワーから上がると、
有紗は、ベットで寝息を立てていた・・・
今日はそっと寝かせておこう
かわいい寝顔を見ながら、「お休み」とつぶやく
明かりを暗くして、隣のベットに潜り込んだ・・・
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