気になるメッセージが [知り合いの友]
まさか有紗が押しかけて来るとは思って無かったのだけど
あれから、休日は引っ張り回され
きげん良く帰って行った・・・
また仕事の毎日が始まる
1人の時は、ハッピーメールにログインしているのだけれど
メッセージがやたらと届いている
ま~私としては、業者さんでも素人でも、どっちでも良いんだけどね
メインは、一緒に食事をしてくれる女性
そりゃ~きれいな女性ならすごくうれしい
でもだいたいは、ただで飲みたい女性とか、
貧乏な大学生とかなんだけど、
楽しく食事が出来ればそれで良い
下心は、多少は有るけど、表には出さない
その方が、女性と仲良くなれるから、
それに、どこでつながってるか解らないのも有るから・・・
いくつか届いてるメッセージの中に
気になるメッセージが来てました。
「ニンジンを食べなかったロバさんてあなたですか?」
何の事だろう?
プロフィールを確認に行くと、登録されたのはかなり前みたいだけど
ほとんど、やり取りみたいなのが無い女性
顔の写メは、きれいな方
と言うか、顔がもろに解る感じで撮影されています、
普通、少しかくしたりするんだけど・・・
とりあえず、何んの事なのか、返信を送ってみた
数分後、返事が来た
「サナの友人なのですが、食事でもいかがでしょう?」
なるほど、ホテルにサナさんに手を出さずに帰ってしまった事を
ニンジンに釣られなかったロバと言ったのか・・・
プロフィールは26歳になっていたけど、
何だか古風なたとえをする方だな~
彼女もログインしてるみたいだから、返信を送る
「今日はもう仕事終わったので、どこか食べに行きますか?」
サナさんの事も有るし、少しお会いして、話しをしておかないといけないと思ってしまった。
彼女が指定してきたのは、少し離れた所にある焼肉やさん
待ち合わせの時間より少し早く着くかもしれないけど、
タクシーで向かう
到着する少し前に彼女から連絡が届く
テーブルの番号が送られてきた
到着して、受付で待ち合わせだと伝え
テーブル番号を伝えると、個室の前に案内された
ノックをすると、若い女性の声が「は~いお待ちしていました」
ドアを開けて中に入ると、あの写メの女性が立って挨拶をしてくれた
彼女いわく、裸の女性にお願いされてるのに、それをふって帰った私の事が気になったらしい
彼女は、見た感じ、21~2くらいにしか見えなかった、
痩せ気味かな?、少し疲れている様に見えた
それに、水仕事なのか、手が荒れている様に思った
それにペンだこも有った・・・
気になったので、手を見ながら
「お仕事は何をされているのですか?」
「〇〇病院で医師をしています、手が気になりますか?」
「いえ、これで謎がとけました、ちょっと荒れ気味の手に、ペンだこ、お医者様だったのですね」
サナさんが働いている病院で先生をしてる事が解った
ホテルまで行ったのに何もせずに帰った男性が気になったらしい
「私はタダのサラリーマンのおじさんですよ」
「それでも、裸の女性に手を出さないなんて・・・」
「それは、誰でと言うか、それにまだ仲良くなっていませんでしたから」
おどろいた顔の彼女
少し笑い、
「じゃ~私と仲良くなってもらえますか?」
「そうですね、こうして知り合えたのですから、友達としてお願いします」
彼女は、嬉しそうにほほ笑んだ
その後、連絡先を交換して、
お店を出ると
挨拶を済ませ、彼女は町の中に消えていった
私も駅まで歩きタクシーで、ホテルに戻った
タグ:女医さん
お姉さんとお会いして [知り合いの友]
まさか、めぐみのお姉さんに呼び出されるとは、
マンションを出て、〇〇〇珈琲に向かう
それも、こんな近所でお会いするとは、
お店に入り、席を案内されそうになるが、待ち合わせだと言うと直ぐに案内された。
7番テーブルに向かう、
そこには、マスクを取った彼女がいた
めぐみちゃんのお姉さん、やはりお母さんがイタリア人だから
スタイルも、顔立ちも日本人離れしてます。
モデルの仕事がいいよな~コンビニ店員にしとくのはもったいない
そんな事を思いながら、席に近づく
にっこり笑いながら、座る様に手を差し出した
「はじめましてと言うにはちょっと、毎日の様にお会いしてますよね」
「はい、今日も2度目ですから」
そんな感じで、会話がはじまった、
彼女は みのり 25歳、めぐみの2つ上のお姉さん
妹の彼と別れた原因を聞き、真剣に悩んでいたらしい、
妹のために何も出来ない事を、はがいく思っていたら
いきなり妹からの電話、
「おねえさん、あれって、すごくきもちいい事だと教えてもらいました~」
いきさつを聞き、何もかも話したらしい
送られてきた私の写メをみて、私じゃ無いかと思い
ハッピーメールの私のページを教えてもらって、
いつもコンビニに来てる人かもって思いながら
めぐみの名前を出して確認したのだとか
ま~そのおかげで、モデル体型のお姉さんと知り合えただけでもうれしい事です。
なんだか、すごく感謝され、楽しく食事が出来た
連絡先を交換して、その日は別れたのだけれど
数日後の金曜に食事の約束をする事に・・・
こんなおじさんを誘うとは・・・
よほどお姉さんに気に入られたのか?
タグ:お姉さん
ハッピーメールはどこでつながってるか解らない [知り合いの友]
仕事帰り
いつものコンビニに立ち寄る
ちょっと食欲無いから、そばと小さなサラダを籠に入れ
レジの列に並ぶ
いつもの背の高いお姉さんが、手際よく作業をすすめる
お金を払う時に、女性店員さんが、
「食欲ないのですか?体調に気をつけてくださいね」
「ありがとう、ちょっと夏バテぎみで・・・」
マスクごしにだけど、目がやさしく微笑んだ
マンションに帰り、とりあえず、シャワーで汗を流す
シャワーをあびた後、足の指がつってきた
脱水症状の初期段階だよねこれ・・・
グラスに冷水をそそぎ、いっきに飲んだ
買ってきた、そばを食べる、最近のコンビニはクオリティーが高いね
独身には、やさしい、いつでも料理が買えるんだから
いつもの癖で、食後にスマホでハッピーメールにログインする
3件のメッセージが届いていた、
大学の試合の応援に参加してる、有紗とめぐみから、それともう1件
2人は、5日ほどの応援旅行だと言ってたな~
学生のうちに羽を伸ばしてくださいね。
あと、もう1件は・・・
「めぐみって友達を知ってますか?」
え、これって、めぐみの知り合いかな?
「知り合いにめぐみちゃんはいます、どちらさん?」
ログインしてるらしく、直ぐに返事がきた
「めぐみの悩みを解決した敏さんですよね、間違っていたらすいません」
直ぐに返信
「解決したかは分からないけど、そんな事がありました。」
「めぐみが、喜んで、嬉しそうに敏さんの話をしてくれました、ありがとうございます。」
「いえいえ、私も友達にたのまれて、力を貸しただけですから」
「あの~、もしかして、今日、コンビニでソバとサラダを買われましたか?」
え、どこかでみてたの?、私を知ってる、めぐみに取られた写メを見せたのかな?
「コンビニで買ったモノをなぜ解ったの?」
「やっぱり、一昨日は、みそのカップ麺とおにぎりでしたよね」
なんで、おとといの事も知ってるのか・・・
「どうしてそれを知ってるの?」
「コンビニでいつもお会いしてますよ、平日はほとんど毎日立ち寄ってますよね」
やばい、私の行動を読まれている・・・
いつも会ってるって・・・
コンビニでいつも会う女性は、一人しかいない
「もしかして、時々声をかけてくれる方ですか?」
「バレちゃいました、めぐみの姉です」
まさか、こんなところでつながるとは、思わなかった
しばらくやり取りをして、急に返信が無くなる、
少したってやっと返信がきた
「ごめんなさい、お客さんが来ちゃいまして、今、〇〇〇珈琲で食事してます、来ませんか?」
私のマンションから、歩いて1分くらいの場所にいるらしい
私のマンションまで知ってると言う事だよね・・・
これは、行かないといけないと思った
「待っててもらえますか、支度して向かいます。」
「お待ちしてます、7番テーブルです」
いや~、まさか、お姉さんに呼び出されるとは
でも、こんなおじさんを呼び出して、何が有るんだろう
毎日の様に顔はあわせているけど
まさかね・・・
服をとりあえず着替えて、
ジーンズにTシャツで向かった
タグ:女性